教室案内

講師紹介

荒木 均

1965年生まれ、札幌育ち。
チェロを上原与四郎、毛利伯郎各氏に師事。
獨協大学経済学部を経て東京藝術大学音楽学部別科修了。同大学にてチェロを花崎薫氏に師事。学士(マネジメント)。
東京藝大在学中からてフリー奏者として活動。新日本フィル、東京フィルなどの在京、各地のプロオーケストラに常時賛助出演、スタジオミュージシャンとして数多くの映画やTVドラマ、CM録音に携わる。
1990年レナード・バーンスタイン指揮による第1回PMFオーケストラに参加。1993年札幌交響楽団入団。副首席奏者、副首席代行奏者を務める。1996年札幌においてソロリサイタルを開催、「音楽の友」誌で好評される。札響楽員によるノンノン・マリア弦楽四重奏団メンバー。2006年同四重奏団において札幌文化奨励賞受賞。全日本学生音楽コンクール北海道大会審査員をつとめるなど後進の指導にもあたる。また近年は北海道新聞夕刊、「季刊ゴーシュ」などにエッセイを連載。演奏活動の傍ら行政書士(宅建士、貸金業務取扱主任者)として著作権等ミュージシャンを支援する法務事務に携わるなど多方面で活動している。
趣味は、ブログやエッセイの執筆、居合道(三段)、カメラ、PC、カヌー・船舶操縦(1級小型船舶操縦士)、アナログレコード/SPレコード/蝋管レコードの蒐集、真空管オーディオ製作(第二種電気工事士)、シングルモルトウィスキー、廃線や廃道・廃墟・城跡めぐり、その他いろいろ・・。

 

教室アクセス
住所

札幌市中央区旭ヶ丘1丁目

地下鉄・バスでお越しの場合

地下鉄東西線円山公園駅下車。
JRバス「ロープウェイ線」「旭山公園線」に乗り継ぎの場合、バス停「界川」下車。
JRバス「啓明線」に乗り継ぎの場合、バス停「南9条西22丁目」下車。

 

当教室の基本方針

『効率よく可能な限り短期間でチェロの演奏技術を習得する』が当教室の基本方針です。

楽器演奏の習得には時間と根気が必要です。チェロも例外ではありません。途中で何度も壁にぶち当たり、そのたびに「自分は向いていないんじゃないか?」と諦めそうになります。せっかく、”白鳥を弾いてみたい”、”バッハの無伴奏を弾いてみたい”、”オーケストラで交響曲を弾いてみたい”と夢を抱いてチェロを始めても、基礎的な段階にあまりにも長い時間がかかってしまっては、よほどの精神力の持ち主でも途中で気持ちが折れてしまいます。
だからこそ、特に初心者の方にとってチェロの基礎的技術を”効率よく””短期間で”学ぶことが大切なのです。
とりわけ時間的制約のある社会人の生徒さんにとって、それはなにより重要なことだと思います。
私はプロの奏者としては非常に遅く16歳からチェロを始めました。最初は音大に行くことはせず普通の大学の経済学部で学びました。それから音大に入り直しプロへの道を進みましたが、その間「どうすれば幼少の頃からチェロを習い始めた人たちと対等に渡り合えるか」ということを考え続けました。私にとっても”効率的”と”短期間で”は死活問題だったのです。また、日本を代表する素晴らしい先生たちとの出会いも私にとって非常に幸運でした。
そうした経験と25年に及ぶ実演家経験、レッスン経験から得たノウハウで、レッスン生のみなさんにしっかりとお応えしたいと思っています。

楽しく、一人一人に最適のレッスンを心がける。

さて、効率よく短期間での技術習得を実現するためには指導者の側に、『この生徒さんは今何が問題で弾けていないのか』という冷静で正確な見極めができるスキルが必要です。”学問に王道なし”と言いますが、楽器の習得にもやはり最低限は土台となる基礎を積み上げていかなければなりません。だからこそ『上達のために必要なことだけ伝える、無駄なことは一切やらせない』という徹底したスタイルが非常に重要だと私は思っています。
上達のためには日々の地道な練習が不可欠ですが、せっかく時間を割いてした練習が無駄にならない、努力した分は確実に上達するレッスンをお約束します。上達が実感できる練習は苦痛ではありません。楽しいものです。
我流で歯が立つほどチェロの演奏は簡単ではありません。しかし、何百年の間に洗練され蓄積された演奏技術と効率の良い練習方法を身につければ驚くほど簡単に乗り越えられる壁は沢山あるのです。
とりわけ子供は最初に習う先生が大切といいます。いかに最初に正しい奏法と練習方法を身につけるかが、その子の音楽人生を大きく左右します。

クラシック楽曲中心のレッスンをする。読譜力を養う。

チェロは深い音色と幅広い表現力、オーケストラや室内楽にあってはここぞという時に主役の旋律を奏で、まさに”おいしいとこ取り”楽器と私は思いますが、多くの優れた楽曲に恵まれていることも大きな魅力です。
バッハやベートーヴェン、ブラームス、ドヴォルザーク、シューマン、チャイコフスキー、近代ではショスタコーヴィッチ、プロコフィエフ、ピアノの詩人ショパンまで、多くの偉大な作曲家たちがチェロのためのオリジナル曲をいくつも遺しています。
そうした人類の宝とも言うべき価値ある優れた楽曲をレッスンでは使います。ただ、特に初心者のうちは映画音楽や歌謡曲などのポピュラー曲もご希望に応じて取り上げます。(私は長年レッスンでポピュラー曲を扱っていませんでしたが、近年優れた編曲楽譜が多く出版されるようになり考えが変わりました)。
また、楽曲に向かうにあたり楽譜から音楽をおこせることがとても大切と考えていますので、楽譜の正しい読み方を指導することにも心を砕いています。アンサンブル(オーケストラや室内楽)をする上でも”楽譜が読める”ことは不可欠ですし、CDからではなく、楽譜からバッハやベートーヴェンと直接対話できることは自らチェロを弾くことの醍醐味です。

ネット・ツールを駆使して効率よく短期間で上達を目指す

当教室ではレッスン生専用ページに上達に必要な様々なツールを用意しています。私は1997年から個人でクラシック音楽系webサイトを運営しています。1997年と言えばYahooJapanが開設した年でありgoogleやYouTubeすらまだ存在していませんでした。長年蓄積したオタク的スキルを駆使した当教室のネット・ツールははっきり申し上げて”大手も含め他の教室の追随を許さない”と自負しています。
どう弾いてよいか分からずチンプンカンプンのままとうとう自宅で満足に練習できなかった、ということの無いようにこれらのツールは工夫してあります。

 

「よくある質問」コーナーにもこれからチェロを始めたいと思っている方へのメッセージを書いています。ぜひご覧になってください。

 

(おまけ)オリジナルグッズ置き場

ありそうでないシンプルなレッスン・カルテのテンプレです。備考欄が2行分あるので必要十分です。ご自由にDLしてお使いください。A4のケント紙などに両面印刷し2穴パンチなどで穴開けしてファイルすると便利です。
PDF版Word版
レッスンの時、スズキの教本って目的の巻がパッと探せなくてイラッとしますよね。そんなチェロの先生に朗報です(笑)。シール用紙などにプリントしてトンボ線に合わせてカットしてお使いください。
JPG版PhotoShopファイル版
私の教室で使っている”上達地図”です。教則本や楽曲はあくまで一例で、年数も進度も全て私の独断ですが、今自分がどのあたりにいるのか大凡の見当をつける参考になるかもしれません。
PDFファイル

『印度の虎狩り』の楽譜(PDF) 宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」挿入曲 作曲 Hitoshi Araki

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」を上演した時に作った曲です。ご存のように「印度の虎狩り」は架空の曲なので原曲というものは存在しません。小学校の朗読会用にそれっぽいものを作りました。
楽譜がなくてお困りの方、音楽劇などで使っていただけるとうれしいです。許諾外のご使用に関してはご相談ください。

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=JnaOqMoxIR4


 

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