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チェロ教室発表会 

ご報告が大変遅くなりましたが、2015年9月27日、当教室の久しぶりの発表会を行いました。出演者はチェロが私を含め27名、伴奏者は5名というお陰さまで大きな発表会を行うことができました。メインの伴奏者には前回(15年前!)と同じ中村由莉子さんにお願いすることができました。
今回重い腰(?)を上げて久しぶりに発表会を開いたのは、プログラムにも書いたのですが、今教室に集まっているチェロの生徒にして私の友人たちはみなさんいずれ劣らぬ個性派揃いで、彼らの演奏を私自身が楽しみたいという動機が一番でした。
そして、みなさん熱の入った期待以上の演奏を聴かせてくれました。

第1部は一人づつの演奏で小学2年生の元気な「きらきら星変奏曲」に始まり、最後の方はベテラン勢が有名なソナタやコンチェルトを見事に演奏してくれました。一部の最後に私がカサドの「親愛の声」を講師演奏したのですが、彼らの気合の入った演奏がわが生徒ながら本当に素晴らしく「うーん、この後に弾くのか、もっと簡単な曲にしておけばよかったな・・・」とかなりのプレッシャーでした(笑)。そして第2部は、チェロ・アンサンブルの部でした。二重奏から四重奏を2曲挟んで最後はクレンゲルの「賛歌」という12重奏を15人で演奏して締めくくりました。

さて、今回は準備に半年ほどを要し、曲決め、伴奏合わせ、プログラム製作、会場取り、アンサンブルの練習、当日のお弁当の手配や打ち上げ会場の確保、会費のこと、DVD業者の手配、当日の役割分担、そしてそれらの連絡事務などなど・・・、本当に雑用の多さに改めて発表会の大変さを思い知ったわけですが、みなさんが協力的で本当に助かりました。毎年やっている教室は本当に偉い!。
そんなこんなで、最後のアンサンブル曲を弾き終わって「みんな、ありがとう!」的なテンションと達成感で若干感動気味なところに、生徒たちからサプライズの記念品贈呈があり、ガラにもなく「まずい・・、これは泣くかも・・・」と思ったほどです。
このように、生徒さんたちの上達や人との出会いや自分自身も成長できた(ような気がする)ことなど、準備の大変さを補っても余りある収穫を得ることができました。

やはり発表会は大切ですね。うんうん。これからはあまり間が開かないように、毎年は無理でも2年に一度は開催したいと思います。


会場の「奥井理ギャラリー」での終演後の記念撮影。


プログラム最後に15人で演奏したクレンゲル作曲「賛歌」

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